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2023年9月28日
令和5年3月23日に認定されたトップアスリート発掘・育成事業の第14期生28名に対する「競技別専門プログラム」が始まりました。
1年目の選考過程で実施した「競技体験プログラム」において、全7競技の中から自ら取り組む競技を絞り込みました。第14期生として認定された2年目は、選択した1競技で必要となる技術を学ぶ「競技別専門プログラム」において、土曜日・日曜日や夏休みを中心に実践的な練習に取り組んでいます。
このたび、アーチェリー競技の技術を習得する「競技別専門プログラム」を実施しましたので、その様子をご紹介します。
アーチェリーのプログラムは、都内の体育館や公園等のアーチェリー場を活用して実施されています。今回のプログラムでは、小金井公園弓道場を使い、選手と指導者がマンツーマンに近い形でみっちりと練習を行いました。指導者の中には、今年度の国体に出場予定の選手もおり、手厚い指導のもと練習を行うことができました。
選手はアーチェリー場に到着すると、まず、各自で道具の組み立てと調整を行いました。競技中に部品が緩むことのないよう念入りに確認することはもちろんですが、腕の長さや筋量などの身体的特徴に応じて弓の大きさや弦の強さを変えたりする必要があります。各選手が道具のことをしっかりと理解し、その日の体調や天候などの環境要因を考慮しながら微調整することが大切です。
アーチェリーには大きく分けると3種目(ターゲットアーチェリー、フィールドアーチェリー、インドアアーチェリー)あり、射程距離は18mから90mまであります。今回の練習会では、次週に開催される小中学生大会に向け、試合を想定して30mの距離から矢を6本×6セット射ち、採点結果を各自のスコアノートに記録しました。採点中でもコーチからの指導をしっかりと聞き入れ、腕や頭の位置、射ち終わりの姿勢などを微修正していました。思うように得点が伸びず、悔しい表情をする受講生もいましたが、次のセットには気持ちを入れ替えて、前向きに取り組んでいました。
アーチェリーと聞くと個人で練習するものという印象が強いですが、受講生同士で励ましあいながら練習に取り組む姿を見ていると、切磋琢磨していく姿勢が成長につながっていくのだと感じました。受講生と指導者の関係性も友好的で、選手も積極的に練習に打ち込んでいました。
トップアスリートの今後の成長をお楽しみに!
マンツーマン指導の様子
記録測定の様子
東京都 生活文化スポーツ局
スポーツ総合推進部 スポーツ課 競技力向上担当
電話 03-5320-7715
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