TOKYOスポーツレガシービジョン

大会を通じて、スポーツ施設の整備やバリアフリーの進展などハード面が充実するとともに、スポーツ実施気運やパラスポーツへの関心の高まり・大会を支えたボランティアの活躍といったソフト面のレガシーも多く芽生えています。
大会の成果が実感される今、それを今後どうスポーツの振興に活かし、都市の中で根付かせていくか、その姿を示すため「TOKYOスポーツレガシービジョン」をとりまとめました。
都は、機を逃さず、大会で得た成果をスポーツフィールド東京の実現につなげていきます。

国際オリンピック委員会(IOC)トーマス・バッハ会長

東京2020オリンピック大会は、新型コロナの影響にもかかわらず、アスリートにとっても東京・日本の皆様、世界の人々にとって圧倒されるほどの大きな成功を収めました。大会はまた、開催都市である東京にとって、大きく必要とされるレガシーを創り出しました。東京におけるスポーツ参加の向上に寄与するものであります。

東京都が成し遂げたこの素晴らしい成果にお祝いを申し上げるとともに、都市におけるスポーツ活動を更に振興し、このレガシーを活用していく、都のビジョンを歓迎いたします。

国際パラリンピック委員会(IPC)アンドリュー・パーソンズ会長

東京都が、東京2020大会のレガシーの実現にしっかり取り組んでいることは素晴らしいことです。

大会開催都市にとって、気運を逃さず取り組むことが極めて不可欠であり、都がパラスポーツの振興の取組はもとより、スポーツ施設が今後どのように活用され、東京が今後いかに国際スポーツ大会を誘致していくか、いかに都市の中でスポーツが実践されていくかも考慮しているのは喜ばしいことです。

重要なことは、東京は2021年に歴史的な大会を開催したことです。ボランティア文化や、社会変革をもたらすツールとしてのスポーツの活用は、今後も着実に継続されなければなりません。大会レガシーはすぐにできあがるものではありません。レガシーは長い時間をかけて実現されてゆくものであり、IPCは東京の取組に勇気づけられています

TOKYOスポーツレガシービジョン


TOKYOスポーツレガシービジョン(9.1 MB)

TOKYOスポーツレガシービジョン(概要版)(1 MB)

目次

  1. 都立スポーツ施設の戦略的活用
  2. 国際スポーツ大会の誘致・開催
  3. スポーツの場を東京の至る所に拡大
  4. パラスポーツの振興
  5. 東京のアスリートの活躍
  6. ボランティア文化の定着
  7. 未来へのメッセージ

「TOKYO Sports Legacy Vision」※「TOKYOスポーツレガシービジョン」の英語版はこちらから

動画

「都立スポーツ施設の戦略的活用」編

国際スポーツ大会の誘致・開催/
スポーツの場を東京の至る所に拡大/
パラスポーツの振興 編

東京のアスリートの活躍/
ボランティア文化の定着/
未来へのメッセージ 編