2023年11月14日
東京都、岩手県、宮城県、福島県の小学生ラグビー選手たちを招待して、岩手県にてラグビー交流試合を実施しました。併せて、震災学習、ラグビークリニック、ラグビー試合観戦等を行いました。
当日の様子をご紹介します。
1日目は、ラグビーワールドカップ2019日本大会の会場となった釜石鵜住居復興スタジアムにおいて、ラグビー交流試合を行いました。各都県チーム同士の総当たりで、普段対戦する機会の少ない他都県チームとの交流試合。選手たちは綺麗に整備されたハイブリッド天然芝のグラウンドで元気に楽しそうにプレーしていました。
開会セレモニー
交流試合
交流試合
集合写真
釜石鵜住居復興スタジアム及びいのちをつなぐ未来館にて、震災学習を行いました。
釜石鵜住居復興スタジアムは、東日本大震災津波で被害を受けた旧鵜住居小学校と旧釜石東中学校の跡地に復興のシンボルとして整備されました。震災当日、鵜住居地区は大きな被害を受け、多くの方が犠牲になりました。一方で、鵜住居小学校、釜石東中学校の子どもたちは、迅速に非難し、難を逃れました。選手たちは、震災を経験したスタッフから体験談を聞き、当時起こった出来事を学びました。話を聞いた選手からは「子どもたちがどのようにして身を守ったのか知ることができて勉強になった」といった声が聞かれました。
釜石鵜住居復興スタジアムでの説明
いのちをつなぐ未来館での説明
岩手県の新鮮な海産物(ホタテ)や地元食材を使ったバーベキューで、チームの垣根を超えた交流を図りました。あいにくの雨模様のため、レストハウス内での食事となりましたが、4都県の選手混在でグループを作り、一緒に食事をすることで仲が深まりました。
バーベキュー交流
バーベキュー交流
2日目は、盛岡南公園球技場(いわぎんスタジアム)へ移動し、ラグビークリニックとラグビー試合観戦を実施しました。
午前は、釜石シーウェイブスRFCの選手・スタッフのご協力により、ラグビークリニックを行いました。ボールハンドリングと判断にフォーカスした内容でしたが、現役トップ選手からの指導は、子どもたちにとっても良い学びの機会となりました。子どもたちからは「選手からコツを教えてもらい、わかりやすかった」「課題がみつかった」といった声が聞かれました。
ラグビークリニック
ラグビークリニック
午後は、釜石シーウェイブスRFC 対 日野レッドドルフィンズの試合(IBC杯)を観戦しました。
選手入場時には、花道で選手をお出迎えしました。試合に向けて集中力を高める選手の姿を間近で感じるなど良い経験ができました。
試合が始まると、生で観るトップ選手の全力で迫力のあるプレーに大興奮でした。
エスコートキッズ
試合観戦
スポーツを通じた被災地交流事業実行委員会事務局
東京都 生活文化スポーツ局
スポーツ総合推進部 スポーツ課 スポーツ交流担当
電話 03-5320-7714